赤ちゃんが音や言葉を聞いたときに脳がどのように活動しているかを測定します。
脳活動測定調査には以下の二種類の方法があります。
これら二種類の調査を一度(一日)にご協力いただくことはありません。
またいずれの調査でも、測定中はお子さまの様子をみながら、適宜休憩をとります。
※個人の能力を測定するものではありません。
「近赤外分光法」を用いた脳活動測定では、頭皮上から近赤外光を照射・検出することで、血液中に含まれるヘモグロビンの濃度変化を測定します。
近赤外光とは、テレビなどのリモコンやこたつに用いられる赤外線の一種で、目に見える光(可視光)に近い波長をもつ光です。頭に照射する光の強さは太陽の光より弱いので、人体に対する影響はありません。
この「近赤外分光法」の原理は、その安全性の高さから、新生児の血中酸素モニターや、運動中の脈拍の測定にも使われております。
測定の際には、光を照射・検出するための端子を取り付けます。端子は柔軟性が高く、先端が頭皮に触れるだけですので、痛みはありません。
所要時間:前後の説明を含めて60分(調査室に入っていただく時間は20~30分程度)
謝礼:3000円の銀行振込(または金券)
脳波測定では、頭皮に電気信号を検出するための端子をつけることで、何かを見たり、聞いたりして脳が活動したときに出る電気信号を測定します。
脳が自然に出す信号を皮膚上で測定するだけですので、痛みや人体に対する影響はありません。
所要時間:前後の説明を含めて60分(調査室に入っていただく時間は20~30分程度)
謝礼:3000円の銀行振込(または金券)
- キャップタイプ
- 端子を装着するための布状のキャップをかぶっていただきます。加えてお顔の数ヶ所にも端子を付けます。端子と皮膚を接触させるために専用のジェルを使用しますが、測定後に蒸しタオルで拭き取ることができる水溶性の安全な物質で、人体にも影響はありません。
- ネットタイプ
- 端子の付いたネットをかぶっていただきます。端子には、電解液(塩水のような液体で、人体にも影響はありません)を少量含んだスポンジが付いているため、若干頭部が濡れてしまうこともありますが、測定後、洗髪の必要はありません。