絵を見ながら文を聞いたり文章を読んだりしたときの目の動きを測って、ことばがどのように理解されるのかを研究しています。
※個人の能力を測定するものではありません。
目の動きを測定することができる眼球運動測定装置を用いて行います。この装置は普通のテレビ画面のような形をしています。画面の下部から近赤外線が出ており、それを目に当てたときの反射を測定して、目の位置を計算します。近赤外線は、テレビのリモコンやこたつ、携帯電話の赤外線通信など、日常的に用いられている赤外線の一種です。ごく弱い光ですので目に対する影響はありません。お子さまの側からは、普段の画面で絵を見る場合と全く変わりません。
文を聞いていただく調査では、画面にいろいろなキャラクターや動物の絵が出てきた後で、絵に関連した文が聞こえてきます。お子様には、聞いた文にあわせて画面の中のどこかを指差してもらったり、聞いた文の内容と絵の内容が合っているかいないかを答えてもらったりします。
文章を読んでいだく調査では、画面に出てきた文章を、自然に、普段の読書と同じように読んでいただきます。
所要時間:前後のご説明や途中の休憩をを含めて30分~1時間
謝 礼:1000円~(図書カード等の金券または銀行振込)